#ミミズク #クロハナムグリ #オオクチブトゾウムシ #ヒルマルカツオブシムシ #オオミズアオ
だるまさんが転んだ
道路わきの草の中を見なれないムシが移動しているのに気づいた。ほぼ同時にワタシの視線を感じたのか ” だるまさんが転んだ ” のように、ムシの動きがピタッと止まった。

信じがたい薄っペラな茶色の物体がワタシの様子をうかがうようにフリーズしている。たぶん、動いている姿を見ていなければ、葉っぱについた枯れ葉か土のかたまりに見える 👁️
それにしても、緑色の葉っぱに茶色は目立ちすぎだ (@_@)


この時点でこの薄っペラな物体が四年前に一度だけ遭遇したミミズクの幼虫だとは気づいていなかった (^_^;
カメラをセットし、動き始めるのを待っていると、ミミズクは安全を確認した電車のように静かに移動開始。

動画はミミズクの幼虫の移動の様子。かなり慎重に葉の上を進んでいるのがわかります。
次の二枚は四年前の秋、スマホで撮影したミミズクの成虫。幼虫と違って二つのツノが立っている (^^)v


花粉大好き
クロハナムグリは名前の通り、花の上を歩いたり潜ったりしながらの食事。どっちへ進んでもご馳走の花粉がいっぱい 😉
おいしそうに花粉を食するクロハナムグリは、警戒心がまったくないようにみえます。

からだをおおう物質の謎
オオクチブトゾウムシは淡い黄色の粉でからだをおおわれているが、本来は赤茶色をしている。よって、逆に黄色の粉がほとんど落ちたオオクチブトゾウムシは誰なのかわからなかった (^^)
本当は黒いからだなのに淡い緑色の鱗片におおわれているコフキゾウムシと同じだ。
多くのムシたちは粉や綿毛、ロウ物質でそのからだをおおっているが、それはどんな役割を果たしているのだろう (?_?)


グルメな子どもたち
さほど悪さをしないように見える小さな(体長2~3ミリ)ヒメマルカツオブシムシは春から暑さが本格的になるころまで、どこでも見かける。

問題は彼らの子どもたちだ。洗濯物などに成虫をついたまましまい込んでしまうと、その子どもたちが衣類などを食べて育つのだ。と、言っても食べるのは毛織物や動物質の衣類なので、日ごろ化繊ばかり着ている方はそう心配することはない。
彼らの子どもたちはグルメと言うか高級品嗜好なのだ 🤫


※ヒメマルカツオブシムシは小さく、動きが活発ですぐ逃げ出してしまうためスクリュー管の中に閉じ込めたままでの撮影となった。
オオミズアオは腹式呼吸
今年はオオミズアオが多いと聞いていたが、ワタシも久々に森でオオミズアオに会った。
前は背伸びしてなんとか写真を撮れる場所だったが、今回は足元の草むら (^_^)v
大きく翅を広げた姿。やけに眼状紋が目に付く 😲


せっかくの機会なので、顔のアップも撮らせてもらった。

横から見ていて、初めてオオミズアオの呼吸に気づいた。オオミズアオは肺はないけど呼吸は気門を通しての ” 腹式呼吸? ” 。画像でオオミズアオのかすかな息づかいがおわかりになりますか?

