#オオヨシキリ #モズ #アリグモ #ヤサアリグモ #ヤマトクロスジヘビトンボ #コフキゾウムシ #ウスモンオトシブミ
夏の風物詩?
ワタシが徒歩圏内と勝手に呼んでいる河川敷から『ギョギョッシ ギョギョッシ ギョギョッシ』と大きな声が聞こえる季節になった。夏の風物詩と言えば聞こえは良いが朝昼晩、四六時中この鳴き声が聞こえてくると暑苦しさが一段と増してくる ^_^;

二年ほど前、河川敷に広がっていたプチ森林とも言える場所が洪水防止のためと、ほぼ伐採されてしまった。エナガ、メジロ、ベニマシコ、サンコウチョウまでやってきていた夢のようなプチ森林は完全に消えてしまった。
もちろん、キツネやイタチたちの姿を見ることもなくなった。変わらず元気なのはモズ、シジュウカラ、そして夏はオオヨシキリ。

そういえば、オオヨシキリの鳴くエリアがだんだん住宅地に迫ってきているような気がする。数日前、我が家に隣接する小さな公園の茂みからから『ギョギョッシ ギョギョッシ ギョギョッシ』の声が聞こえた。
日中ならまだしも、蒸し暑い夜に公園で鳴くのはやめてほしい (>.<)

縄張り宣言
モズの若鳥だろうか、5月末頃から10日ほど、朝になるとどこからか飛んで来て隣接する公園で縄張りを宣言するようにヒト鳴き、フタ鳴きしてから電柱や電線に移動し、そこから住宅が密集するエリアの方へ飛んで行くパターンが続いた。同じモズかと思ったが、画像を見ると一羽ではなさそうだ。
それにしても、自宅の窓からモズの撮影ができるのはありがたいことではある (^_^)
「シメシメ」



アリグモの城
どこへ行ってもアリグモを見かけるが、先日マイ・ハウ巣から出入りするオスを見つけた。アリグモが巣を作ることは知っていたが、いつも徘徊している姿ばかり見ているので、しばらくの間、すっかり見入ってしまった。しかし、この巣は一週間後に行ってみると跡形もなく消えていた (-_-)?



優蟻蜘蛛
アリグモの巣の近くでヤサアリグモを見つけた。初めはクロクサアリかと思ったが、違った。
脚が8本ある・・・。
これまで気づかなかっただけかも知れないが、一度気づいてしまうと、次を期待してしまう。
なお、ヤサアリグモの和名はアリグモより小ぶりでスリムだから ” 優(やさ) ” なのだそうだ (^_-)?
ワタシには身近にアリグモが普通にいることに気づくまで、アリグモをずっ~とアリだと思っていた ” 信じられないレキシ ” がある (゚〇゚;)


孫太郎虫の記憶
天気予報を見て出かけたのに、出かけるたび ” 雨に降られる ” 日が三回続いた。森に着き、歩き始めると雨が降り出すのだ。もちろん折りたたみの傘を持ってはいるのだけれど、生きもの探しや撮影には不便この上ない。
そこそこの強い雨の中、目に入った大きめヤマトクロスジヘビトンボ。初見ではないけれど、画像も記憶もどこにも残っていないほど久しぶりの再会。

名前にトンボと付いているためトンボと思っている方も多いようだが、ヤマトクロスジヘビトンボはカゲロウの仲間。そして、そのネーミングは頭がヘビに似ている幼虫の外見に由来するそうだ。
昔、その幼虫に薬用効果があると聞いていたが、あの話は本当だったのだろうか (^^)?
幼虫の名は ” 孫太郎虫 ” 。ワタシにその姿カタチの記憶はまったくない・・・。


ウスモンオトシブミは少数派?
これまで何種類かのオトシブミを見てきたが、ウスモンオトシブミはナント初見。
そのあまりの小ささに、今回のようにウスモンが動かなければまたもや見逃すところだった (゚o゚;



擬死-迫真の死んだふり
ムシたちが命を守る手段として、ポロッと下へ落ちる ” 落ち逃げ ” については以前ブログに書いたが、今回はムシの ” 死んだふり ” について (^_^)h

先日コフキゾウムシを見つけ撮影していると、殺気を感じたのか彼女は ” 落ち逃げ ” 行動にでた。普通ならばそこで見失ってしまうはずだったが、彼女は下へは落ちず、すぐ下の葉っぱの上へ・・・。


ワタシにとっては ” ラッキー ” だったが、彼女にとっては ” アンラッキー ” 。
でもワタシは思いがけずコフキゾウムシの ” 迫真の死んだふり ” に約40分も付き合うことになってしまった。
あとから映像で拡大して見てわかったことだが、腹部の端が少しと脚先が微妙に動くだけで、現場では本当に死んでしまったように見えた。アリが何度かチェックするようにコフキゾウムシに接触したが、くすぐったいと感じたような仕草は多少あっても、動き出すことはなかった。


動画は落ちて数分後から撮影した動画を約1分に詰めて編集したもの。
途中でヒトの気配をコフキゾウムシが感じているのかもしれないと思い、リモコン撮影に切り換えたが、あの40分は本当に長かった (>.<)
あのときの異様な青臭さはいったい何だったのだろう。カメムシでさえ臭いと感じたことのないワタシが感じたのは ” ムシの死臭 ” というヤツだったのだろうか (x_x)?