2023/06/02 野の虫・野の生きもの

#ナミアオハムシダマシ #アカハネムシ #ムナビロアカハネムシ #カクムネベニボタル #ニホンベニコメツキ #ヤブキリ #アオダイショウ

森のメタリックカラー

森でメタリックな輝きを目にすると、ついつい追いかけてしまう。
画像はナミアオハムシダマシ。これまでは単に ” アオハムシダマシ ” と呼んでいたが、現在は頭に ” ナミ ” が付けられた。これは日本国内に18種類の ” アオハムシダマシ ” が生息し、それぞれ頭に地域名や人名(多分!?)、外見の特徴などを付し、区別するようになったため。

とは言っても、どの ” アオハムシダマシ ” に会っても、ワタシにはすべて ” ナミ ” アオハムシダマシに見えてしまうと思う (^-^;)

彼らのご馳走は花粉や花の蜜。
ときには、新たなご馳走を求め地面を歩くナミアオハムシダマシもいたりする ^^*)?

「おっ!! アカガネハムシダマシか!?」と思ったが、図鑑によるとアカガネハムシダマシの分布は『本州(福島県~山口県),四国,小豆島,九州,屋久島』とあるし、特徴を調べてもよく分からなかったので、結果、安易に ” 赤銅型 ” とした。しかし ” 赤銅型 ” がこの地にいるのかと言う疑問がさらに残る・・・。

▲赤銅型?

飛び交う ” アカい翅 “

音も立てずアカい翅のムシが飛んで来て止まった。
この時期、同じような大きさのアカい翅のムシたちが飛び交うが、飛んでいるアカい姿を見ただけで『おっ、○○』とそのムシの名前を言ってしまうK氏はスゴい。
飛び方がそれぞれに違うのだそうだ。
「へぇ~ ???」
どこかに止まってくれないと、ワタシにはどれがどれやらわからないし、それでもまだアイマイだ (v_v)

さて、下の画像は触角のクシ部分が長いのでアカハネムシのオス (^_^)?

続いて次はムナビロアカハムシ。
違っていたらご勘弁を <(_ _)>

クモの巣から脱出した感がバリバリある姿。少々くたびれた感のあるこのアカいのはカクムネベニボタルかと思ったが、クシヒゲベニボタル !?

最後はカクムネベニボタル。
アカハネムシやベニコメツキなど、多く見かけるアカい翅のムシは毒を持ったベニボタルの仲間に擬態しているのだそうだ。捕食者に対して防ぐ手段を持たない生きものが、何らかの防御手段を持つ目立つ生きものに姿かたちを似せるとは・・・。自然界はいつもたくさんの不思議に満ちている !(^^)!

ヤブキリとハルジオン

ハルジオンの花の上にチョコンと止まったヤブキリの幼虫。この季節になると、いつも見かける景色。
画像のヤブキリは1齢幼虫だと思われるが、数キロ離れた場所のハルジオンにはもう少し ” 齢上 ” のヤブキリの幼虫が、同じように止まっていた。ハルジオンの花粉はいずこも美味しいようだ。

森のおきて

たまたま通りすがりに樹洞から顔を出しているアオダイショウに気づいた。

聴いた話しだと、この樹洞には毎年シジュウカラが営巣していたらしい。その木は公園の舗装された道の脇に位置しているので、ワタシには信じ難い話しだったが、樹洞から少し離れた路上にシジュウカラらしい亡骸が、誰にも気づかれなかったのか無残に踏み潰され、羽毛だけになって残っていた。

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