2024/10/25 野の虫

#ウラギンシジミ

ウラギンシジ 幼虫

今回は幼虫発見から羽化までのウラギンシジミの記録です。

この秋、北限を越えたウラギンシジミの数が多いとは聞いていました。そんな中、偶然クズの葉の縁を移動しているウラギンシジミの終齢幼虫を見つけました😍v
食草であるクズの花はほぼ終わった時期に、ウラギンシジミの幼虫に出会えるとは思ってもいませんでした。いったい幼虫たちは何を食べているのだろう❓️

威嚇をする幼虫は多いが、ウラギンシジミの幼虫の威嚇はなんともユニーク(@_@)
尾角の”筒”から”線香花火”が飛び出す💦

4日後、幼虫の紫色が茶色っぽく変わった。背中の一部も少し緑っぽい・・・。

前蛹

茶色の幼虫を探していたが、気がつくと全身緑色の前蛹に変身していた💚!!

残念ながら蛹への変身場面は撮り逃した。もちろん、あの尾角はなくなっている。
蛹は緑色だが、日を追って見るたび黒ずんだ緑になり、その後、黒ずむと言うより蛹全体が一気に黒みがかった色に変化。この間、約10日ほど。

羽化

そして、羽化は”突然”始まった!😲!
カメラのセット中、蛹が中からパリパリ(もちろん音はしません)突き上げるように割れた💥💢
動画は撮影したままの再生スピード。コマ送りとかの加工はしていません。
『早っ!!』と某タレントが驚く声を上げるCMがありましたが、蛹から出てくる早さと、這うように歩き始める姿は驚き(-o-)

ウラギンシジミは羽化後すぐに、しっとりした重そうな翅を背負ってウロウロと周囲を移動するものらしい😳

高いところから、安全に翅を伸ばし乾かせる場所を探しているように見える🍀

場所『みっけ!!』と言った表情 !?

羽化から6分後、枯れた葉の裏側に、正真正銘”翅”を伸ばせる場所を見つけました。

翌日、ウラギンシジミがいた場所に行くと、もちろんその姿はありません。[写真は別の個体]

10月もあと数日と言うのに、妙になま暖かい風が吹いたり、一気に冷え込んだりする日が交互にくり返されています。次回、チャンスがあればじっくり観察したいものです。せめてクズの花の咲く時期に✋

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