2024/10/04 野の虫

#コナラシギゾウムシ #アトボシアオゴミムシ #フタナミトビヒメシャク #コミスジ #ヤマトシジミ #ウラギンシジミ

コナラシギゾウムシ

刈り込まれた生け垣の上にコナラシギゾウムシを見つけた😙v
うれしい初見のゾウムシ🎶

体長は1センチに満たない、実に小さい👀そして、図鑑などでは見ていたが口吻の長さは体長より長く見える。

コナラシギゾウムシの名前は鳥のシギのように長い口吻に由来するそうで、確かにその長さや曲がり具合はシギの仲間であるダイシャクシギに良く似ていると思う(^ー^)

コナラシギゾウムシを含むゾウムシの仲間がドングリから登場する場面を見たことはないが、コナラシギゾウムシはドングリがまだ若い緑色のうちに卵を産み付け、孵化した幼虫はドングリの実を食べて育ち、ドングリの外に出て越冬し、その後、蛹化・羽化し成虫になる。

成虫が越冬するとは聞いていないので、9月半ばに会ったこのコナラシギゾウムシはあと僅かの命なのだろうか🤔?

アトボシアオゴミムシ(幼虫)

アトボシアオゴミムシの成虫は地表徘徊性甲虫(オサムシ科、クビホソゴミムシ科)と呼ばれている。
その幼虫が葉の上をウロウロ歩き回っていました。

この季節、葉などを利用し営巣している獲物を探し求めての、幼虫の”徘徊”と思われます。
人間が徘徊していると、あまりイイ解釈はされませんが、彼らの”徘徊”には食べると言う深い意味があるのです(°°)

アトボシアオゴミムシの幼虫は、ガの幼虫をメインに食する。
強面だが益虫的存在と言える。アトボシアオゴミムシの幼虫は見かけによらず、イイ奴なんです😎g

アトボシアオゴミムシの幼虫は、日がな葉の上や裏面をこまめに動きまわり、せっせと獲物を探します。

フタナミトビヒメシャク(幼虫)

シャクトリムシとは体を曲げ伸ばしながら歩く細身の”イモムシ”のこと。
フタナミトビヒメシャクの幼虫は緑色で、木の枝や芽に擬態する。

ぱっと見、取って付けたような葉柄で少々不自然な付き方に見えるが、ジッとしていると、これがフタナミトビヒメシャクの幼虫とは気づかないことが多い👁️‍🗨️

フタナミトビヒメシャクの幼虫は葉を脚でしっかりつかみ、頭部を振り子のように振るわせ、葉から葉へと移動を繰り返す。

体を曲げ伸ばしながら歩く、見なれたシャクトリムシと比べ、フタナミトビヒメシャクの幼虫の歩き?はMinusculeに登場する生きものに似てどこかユーモラスです(^_^)V

成虫に会ったことがあるのかも知れませんが、フタナミトビヒメシャクの成虫の姿はまったく思い浮かびません😓

コミスジ

前にコミスジの幼虫を見たことはあったが、今回、偶然サナギを見つけた。
サナギの金属光沢感はウワサ通り😍
あいにく数日留守にする予定があったので、いつ羽化するのかわからないサナギの持ち帰りに不安はあったが、小さなムシカゴに入れ、窓際に置いて旅に出た。

数日後、帰宅すると水分が無くなってカールした葉の間からコミスジが姿を現した(*^^)v
羽化の状況は不明だが、カールした広めの葉の空間で無事羽化したようだ👍️

動画はムシカゴから取り出したコミスジが、サナギのあった葉にまとわりつく様子です。
撮影はベランダ。飛び立とうと思えばすぐにでも飛べたはずなのですが、数分間、その姿を撮ることができました!(^^)!

ヤマトシジミ

夕方、なかなか会えないと思いこんでいたヤマトシジミが庭で数頭たむろしているのに気づいた(^_-)b

いつになく異様に成長した、伸び放題の紫蘇がお気に召したようだ☺️

産卵の可能性もあるが、幼虫に紫蘇をいくら喰われても、この時期まったく問題はない👌

ヤマトシジミの紫蘇訪問は数日続いた雨のあと、ピタリと姿を見なくなった。

ウラギンシジミ

例年、庭にウラギンシジミが訪れる。しかも、季節は3月早々から10月半ば頃までと幅がある。
特にウラギンシジミの好物(食草)が庭にあるとは思えず、いつも不思議に思っている🤔?

余談ですがウラギンシジミは成虫で越冬します。ワタシが生まれたころ、ウラギンシジミの北限は関東地方で、ワタシが住む地域では見られないチョウでした。
地球温暖化に伴い、冬の気温上昇によって、この地域でも越冬できるようになったのでしょうが、実に悩ましい問題でもあるのです🌏️

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