#ウスバシロチョウ #ナミテントウ #ナガメ #ホソハムシ(カバノキハムシ)?
ウスバシロチョウ
会いたいと思っていたウスバシロチョウに初めてご対面😍
ウスバシロチョウは世代サイクル上、成虫に会えるのは5月の短い期間だけという、まさにチョウ期間限定。
今回ワタシには珍しく、初プチ遠征⁉️ 日ごろ通い慣れた場所ではない初夏の森を歩くのも良いものです😄
ウスバシロチョウはタテハチョウのようにカクカク・キビキビと素早く飛ぶわけではなく、フワフワ優雅に飛ぶのですが、飛んでいるその姿は、他のチョウ同様ワタシには撮れません。

最初に超接近できたのは草むらを”歩いていた”ウスバシロチョウ。



なぜ飛ばずに”歩いていた”のか不思議でしたが、よくみると左前翅の前縁が欠け、オマケに右後翅の一部がシワシワになっている。どうやら”飛ぶことができない翼”になっているようでした(._.)



翅が欠けたり、異常の原因はわかりませんが、この状態だと食事をまともにとれていないのではと、チョウ事ながら心配になり、おせっかいかなとは思いつつ、指先にウスバシロチョウを乗せタンポポの花の上へ・・・。
お腹が空いていたらしく、見ていてビックリするような、ど・え・ら・いハイペース吸蜜😲
さて、翅を休めるウスバシロチョウをみるのはもちろん初めてですが、曇りガラスで造られたようなその姿は、自然色のステンドグラスのようでほんとうにキレイ。


ボッ~と翅を休める姿に見とれていると、少し先の茂みに何かが”ポトリ”、いや”ボトリ”と落ちた💦❓️
近づくと、なんとそれは交尾中のウスバシロチョウ☺️

しばらく草むらの中で移動を繰り返し、数分後、ようやくお気に入りのポジションに落ち着いた。

交尾中のカップルは周りのことなど一切気にならないようで、キレイな翅をじっくり堪能できました。コレって変態オヤジですかねっ(^_^)v
なお、ほかのチョウはわかりませんが、ウスバシロチョウの交尾は上がメス、下はオスと、常に女性上位なのだそうです😘

※インスタには最後に撮影したものから投稿しましたが、ブログはほぼ撮影順のアップです。
※今回の撮影にあたりK氏に助言を頂きました。心から感謝です<(_ _)>
ナミテントウ
この季節、どこへ行ってもガンバる生きものたちが溢れています。
お天気の良し悪しはまったく関係がないようで、画像は強風の中のナミテントウ🐞

二紋型と呼ばれるナミテントウの交尾ですが、もし別々の斑紋のナミテントウが交尾したらどうなるんだろうと、素朴な疑問🙄?

ナミテントウの交尾のときオスが身体をブルブル、ブルブルッと身体を左右に揺らす”ボディシェキング”は『てんとう虫のサンバ』の元になったと書いた本(文一総合出版・テントウムシ ハンドブック)があり、”ボディシェキング”を中断させると産卵された卵は孵化しないとの実験結果があると書いてあった。
激しいけど、交尾中のオスの”ボディシェキング”は非常に重要な行動のようです(^_-)
ナガメ
ナミテントウの交尾はオスが主導権を握っているようですが、ナガメの場合はどうみてもメスに主導権がありそう😅

大きい方がメス。
ナガメほどつながったまま、アチコチ動き回る交尾も珍しいかも(^^)
メスがオスを振り払おうとしているのかと思うほどお尻をフリフリ。これもある種”ボディシェキング”か⁉️
ホソハムシ(カバノキハムシ)?
森へ行くと、アリとかクモの仲間が珍客として我が家について来ることはあるが、今回リュックから出てきたのは色白の、たぶんホソハムシ(カバノキハムシ)?
似た仲間が多いので間違えているかもしれませんが・・・。
いつもの珍客のように、さっそく100均スタジオでモデルになってもらいました😁
ホソハムシは慌てる様子もなく、スタジオで身繕い。
動作も落ち着いたもので、スムーズに無事撮影完了。


撮影後、ホソハムシはスタジオがあったベランダから西の空向かって飛んで行きました。
そう飛ばずとも、数メートル先は草ぼうぼうの公園。数種類の木々はありますが、ホソハムシのお気に入りがあるかは微妙なところです(^.^;
