2023/03/03 野の鳥と植物

#ルリビタキ #ジョウビタキ #アオジ #キジバト #オヤマボクチ

今さらですが ルリビタキ 初ドリです

いつものように、ムシなどを撮影している沢に降り、あたりを見回していると、遠くに小さな青いモノが飛んで来て石に止まったのが見えた。『カワセミ?』と思い、姿勢を低くしカメラを構えると、その青いモノはあっという間に目の前まで飛んで来て、枯れ葉の上に止まった (゚o゚;)
それは、ルリビタキのオス。
初めて出会った上に、ノートリ(トリミングなし)でいける超近距離撮影 v(◎-◎;)v
トリ撮りの間で安定的人気のルリビタキ。ワタシは、今回が初見・初ドリです(^.^;
こんな偶然もあるのですね。

ジョウビタキ は “ドッキリ”が好き!?

ジョウビタキは突然現れる。
事前に鳴き声が聞こえればそうそう驚かないのだが、ジョウビタキはオスもメスも ” ドッキリ ” が好きらしく ” ヒョッコリ ” 目と鼻の先に唐突に登場する。そして決まって、尾羽をフリフリしながら、カメラを見るのだ (_;

アオジのアオはミドリ色

アオジはホオジロの仲間。しかし、ホオジロやミヤマホオジロのような人気はない、とワタシは思っているのだが、この時期になると堂々とカメラの前に ” さぁ、撮って撮って !! ” と出て来るので、ついつい撮ってしまう ;^_^)
ご覧の通り、アオジの青は ” 青 ” ではなく ” 緑 ” (黄緑色)です。

キジバトは図太い?

緑の葉が生い茂る季節には気づかないが、今は枝が入り組んでいてもキジバトの姿は見え見えです。
野鳥は人の気配を感じとると、急いで飛び去ってしまうか、一定の間隔を保つような場所へ移動する。こちらは、野鳥をとって喰おうとは微塵も思っていないのだが、人は豹変することがあることを本能的に察知しているのだろうか (>.<)?
なのにキジバトは、ときどき人の目の前に降りて来て採餌を始めることがある。たとえ空腹だったにしても、なんとも不思議です。

身近なオヤマボクチ

春めいた陽気になってきた森にある不思議なカタチのオブジェのようなオヤマボクチ。以前(2020/11/13)もブログにアップしたが、実に謎めいた植物だ。アザミの仲間と聞いただけで、そのときは調べもしなかった。
今回、オヤマボクチは漢字で ” 雄山火口 ” と書くことを知った。名前の由来は『ヤマボクチに比べ豪壮なことで「雄」と付き、葉裏の毛を火口(ホグチ)に利用したのが名の由来』とネットにあったが、ワタシは残念ながら ” ヤマボクチ ” を知らない (?_?; が ” 火口 ” はアウトドウなどで頻繁に出てくる用語なので、すぐ理解できた。
確かに寒さの中の風に揺れるオヤマボクチの頭花は麻ひもなどの火口に似ている。なお、オヤマボクチは頭花のほか、葉の裏の綿毛(茸毛・じょうもう)も火口として使われたそうだ。
オヤマボクチの若葉や若芽はヨモギの代わりにモチに入れて食べられることは知っていたが、今回オヤマボクチの茸毛を蕎麦を打つときの ” つなぎ ” として使用すると、山芋や卵白のように風味を損なわず作れることを新たに知った。蕎麦打ちをするつもりはないが、オヤマボクチは知れば知るほど興味深い植物です。

▲2023年1月28日撮影
▲2020年11月1日撮影
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