2023/08/11 野の虫

#ツクツクボウシ #アオバハゴロモ #クロガネハネカクシ #コムラサキ #ルリタテハ #モモノゴマダラノメイガ #キハラゴマダラヒトリ #ゴマダラチョウ #ゴマダラカミキリ #ノコギリカミキリ

真昼の羽化

縁石の車路側で羽化中のツクツクボウシがいるのを見つけた 😳

まもなく正午という時間、しかもこの炎天下に ” 羽化!? ” と驚いてかがみ込む。最初は羽化に失敗し、途中で息絶えたのかとも思ったが、まさに羽化の最中。

羽化は時間もかかるだろうし車道での撮影は危険なので、撮影はカメラを固定しリモコンで撮ることにした。しかし、撮り始めて数十秒後に悲劇は起きた・・・。羽化中のツクツクボウシにアリが襲いかかり、払いのけようと身体を激しく動かしたため落下してしまったのだ。おまけに ” 羽化中の殻 ” も縁石からはがれ落ちた -_-#

あとのお話し😔
落ちたツクツクボウシを拾い上げ、近くの木にそっと置こうとしたが、脚がまだ固まっていないようで、上手く木に止まれず落ちてしまう。やむを得ず木の根っこ部分に乗せた。
帰り際、様子を見に行くとツクツクボウシの姿はどこにも見当たらなかった(×_×)

ハゴロモVSハネカクシ

ハゴロモの仲間はワタシにはとても ” 天女の装い ” には見えないのだが、その風貌は幼虫も成虫も個性的で眺めているだけで楽しくなる。

一見素っ頓狂な外見をしているが、幼虫も成虫も逃げあしは超素速い。【動画参照】
すべるように葉の上を移動しているアオバハゴロモの幼虫にハネカクシが襲いかかるが、アオバハゴロモは一枚上手だ (^_^)b

ところで、ハネカクシがアオバハゴロモを襲う動作は某県のゆるキャラの跳ね方に似ているように思ったのだが、いかがでしょう 🧐

コムラサキ

この時期になると樹液に集まってくるムシたちの様相も変わってくる。
少し前までは ” 美しさ ” を誇っていたチョウたちも、翅に傷みが目立つものが多くなる。

ルリタテハ

一番下で樹液を吸っている ” 見なれないチョウ ” がいた。タテハチョウの仲間とは理解できたが、これがルリタテハとはすぐに気づかなかった (>。<)

モモノゴマダラノメイガ

森や近所を歩きながら、葉をそっとめくると必ず何かがいる 😱
これはグラサンをかけたヒョウ柄模様のメイガさん。たいていの場合、あいさつもなしでどこかへ飛んでいってしまうモモノゴマダラノメイガ・・・。

キハラゴマダラヒトリ

キハラゴマダラヒトリも葉の裏の ” 住人 ” 。葉の裏側を下から撮るのは姿勢的にシンドイので、左手で葉を裏返し右手で撮る、一般的によく使われる ” 方法 ” 。ただし、葉の裏にいる相手によっては ” 何がいたのかわからないうちに ” 逃げられてしまうリスクは大きい (゚〇゚;)

ゴマダラチョウ

コムラサキやルリタテハと同じ樹液を吸いに来たゴマダラチョウ。少し翅に傷みはあるが、見たばかりのオオムラサキ、シータテハと比べ元気がイイのはどうしてだろう。

ゴマダラカミキリ

「ゴマダラ」と付くネーミングの生きものは多いが、ゴマダラカミキリはその代表格。
視線が合っても飛んで逃げるのはマレ。どういうわけかワラワラと細い脚を使い逃げようとする。結果、たいていの場合すぐ捕まってキィキィ音を出し大騒ぎするのだ (*_*)

顔だけアップで見ていると強面で危ないヤツのようだが、ヒトと同じでムシも見掛けによらない (^^*)

ノコギリカミキリ

この夏は夜行性のはずのノコギリカミキリによく出会う。
もっとも、撮影した時間を考えるとそれらのノコギリカミキリは朝まで飲んだくれていた ” 飲んべえ ” なのかも知れない 🥱
” 飲んべえ ” はどの世界も男女を問わないらしい・・・。

少なくとも、こんなアゴの持ち主に咬まれたくはない (>_<)

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