#オオチャバネセセリ #アカスジキンカメムシ #マミクロハエトリ #イボバッタ #モンスズメバチ #カケス
オオチャバネセセリ
ズングリムックリで一見”ガ”のようなオオチャバネセセリは、見かけによらず飛ぶのが速い💦

以前、コンデジでセセリチョウを撮ろうとシャッターボタンを押し込みピンとを合わせようとしただけで、何度も何度も逃げられた記憶が蘇る。その理由はコンデジのピン合わせ用ステッテピングモーターが作動時に発するパルス音(信号)をセセリチョウが察知するためだと聞いた。

このごろのカメラやレンズは改良が加えられ、パルス音が原因で昔のコンデジやレンズのようにカメラを構えただけで撮りたい被写体を撮り逃してしまうことは少なくなったが、それでもセセリチョウに近づくときは昔の習慣でつい緊張してしまう。
今回オオチャバネセセリを撮る際も、笑われてしまいそうだが、また逃げられてしまうのではないかと、撮影が完了するまではハラハラ・ドキドキしていた。
アカスジキンカメムシ(幼虫)
オオハンゴンソウの筒状花に止まっているアカスジキンカメムシの幼虫(5齢幼虫)を二匹見つけた。動きは実にニブい。
アカスジキンカメムシは5齢幼虫(終齢幼虫)で冬を越し、春になって成虫になることは”知識”としてはあったけれど、アカスジキンカメムシの5齢幼虫の期間は冬眠期間(?)を含めるとかなり『長~い』ということだろうか。


見慣れた虫たちではあるが、わからないこと、不思議なことがいっぱいだ。
マミクロハエトリ
わりと動作の鈍いハエトリグモ。
初めはネコハエトリ?いや、マミジロハエトリ?かとも思った。
いろいろ調べたあげく、手元にあったハンドブックでとりあえずマミクロハエトリとした。
決め手は『マミクロハエトリのメスの腹部に暗色斑の出る個体もある』と言う解説。さて、どうだろうか?

イボバッタ
まるでブサイクな粘土細工のようなゴツゴツしたからだ、そして灰褐色と暗褐色のまだら模様。
こんな姿格好のイボバッタを自然の中で見つけだすのは至難の業。
実際、写真を撮っていても、一度目を離してしまうと見つけられなくなる。単に見えなくなっただけなのか、それともジャンプして逃げられてしまったのか。
イボバッタに限らず、この状況に陥ることは多く、その都度いつも戸惑う。
モンスズメバチ
大きな羽音のオオスズメバチも怖いが、昼夜飛び交うモンスズメバチもヤバい。
でも、怖いモンスズメバチも小さなアリと競ってコケることがあるようだ。
幸いなことにワタシはモンスズメバチが群れている姿を見たことはないが、こんな面構えのヤツらがゾロゾロいたら怖すぎる。


強いアゴで咬まれるのもイヤだし、毒針から注入される毒もかなり強烈らしいので要注意を!!!
カケス
カケスが森にやって来たが、数は例年と比べ少ないように感じる。

例年にないタイミングで10月に入ってから公園に生い茂っていた草木がキレイさっぱり刈り取られ、その上広場に落ちていたカケスの好物のドングリもすっかりなくなってしまった。


こうなると、カケスたちは木々の間の地面に落ちているドングリを探すほかなくなる。雪国ほど雪は積もらないとはいえ、冬を控えるカケスの食糧事情はこれまでにないほど良くない。


