#アカギカメムシ #マダラスズ #クモヘリカメムシ #シジュウカラ
アカギカメムシ
雨上がり、アカメガシワの葉の上にこれまで見たことのない大きく鮮やかなオレンジ色のカメムシ?を見つけた。「まさか、まさか、キンカメ!?」と思いながら、動く様子がなかったのでスマホで撮影・検索。

スマホに『アカギカメムシ』と表示された。まさにキンカメムシ科のカメムシ!!
アカギカメムシは少し前インスタに投稿された、ブドウの房のように群れている幼虫の動画を見たばかりだったが、撮影地を見て遥か南のカメムシだとばかり思っていたので意外だった。あとから『アカギカメムシ』の情報を調べるまでは・・・。(※)



さて、最初に見つけたアカギカメムシは右前脚が欠けていた。そのあと別のアカギカメムシも見つけたが、模様がそれぞれ違っている。
アカギカメムシは斑紋や色彩の変異が多く、めずらしいことではないらしい。

これまでオオヘリカメムシが最も大きいカメムシと思っていたが、アカギカメムシはそれよりもひと回りは大きい。今回撮影したのは三匹だったが、アカメガシワの木を見上げると、ビッグサイズのアカギカメムシの姿がチラチラ見えていた。あのとき、いったい何匹のアカギカメムシがアカメガシワの木に止まっていたのだろう?




今回の”またとないチャンス?”で気づいたこと。
アカギカメムシはカラダの大きさと翅が生み出す浮力のバランスが良くないのか、思うように飛び上がれないようだ。(今回撮影した三匹すべて)必ずモゾモゾ、ウロウロしてから翅をひろげ飛ぶのだが、眼と鼻の先へすぐ着地してしまう。ナンか・・・鈍くさい!!
ただ、何回かトライするうちに、右前脚が欠けていたアカギカメムシはみごとに浮き上がり、アカメガシワの最上部に到達したのを確認しました。
(※)アカギカメムシ:Wikipedia
[分布 ]によると → 『アカギカメムシはもともと東南アジアなどの熱帯域に分布し、南西諸島が北限とされていたが、2020年には関東地方や東北地方で目撃されたほか、北海道松前町でも確認され・・・』とある。最新の北限はどこなのだろう?
マダラスズ
公園の草地でマダラスズ発見。いつもコオロギの幼虫かと見のがしてしまうことが多く、これまで画像に収めることができていなかった。

ワタシの中ではバッタもコオロギもスズムシもゴッチャゴッチャになっている。しかし、その脚の細かなマダラ模様が気になってマダラスズが現れる時期になると草地を這いつくばるように探すのだが、いつも動きの素早いマダラスズに振り回される。
次回はその面構えをジックリ拝見したいと思うが、サテどうだろう・・・。
クモヘリカメムシ
今回はわりとスンナリ見つけたが、細身のクモヘリカメムシが細い草や笹の上に止まっていると、姿と色合いが溶け込んでしまって、見過ごすごとが多い。


クモヘリカメムシとは関係の話だが、この夏~秋?はカメムシの姿を例年ほど見かけない。また、カメムシの幼虫もあまり見ない。暑さには強いと思いこんでいたが、今年の夏はカメムシたちにとっても耐えがたい酷暑だったのだろうか。
シジュウカラ
いつもいるはずのシジュウカラがやっと姿を見せてくれるようになった。シジュウカラは森の小鳥御三家の一員なので、ヤマガラやエナガ同様しばらく所在不明状態が続いていたので、ホッとしています。
ヤマガラ、シジュウカラと続けて投稿しましたが、そら耳でなければカケスの鳴き声を今シーズン初めて聞きました。今からあのカケスブルーを見るのが楽しみです。


