#アシグロツユムシ #ウラナミシジミ #ウラギンシジミ #ゴイシシジミ #オオウロコチャタテ #ヤマガラ #アオジ
アシグロツユムシ
アシグロツユムシは初齢幼虫のころから成虫になるまで継続して見る機会が多いキリギリスの仲間。
アシグロツヨムシは初齢幼虫から個性的なマダラ模様をしていて、かつ動作がスロー(※①)という特徴と活動時間帯が日中なので目にふれる機会も多く、バッタ “音痴?” のワタシでも幼虫のときから「これはアシグロツヨムシ」とワカル希有な存在 😗


ところで、日常まったく気にしていないがバッタやコオロギの耳(鼓膜)は前脚(※②)にある。
『脚に耳』と聞くと「えっ??」と思われる方もいるかも知れないが、カマキリの仲間は胸に、セミは腹部に耳がある etc 。
目はほとんど同じような位置にあるのに、耳の位置が生きものの種類によって大きく異なるのはなんとも不思議 o(^-^)o

※① 「遅ッ」と油断していると、急に早脚になることがあるのでご注意を!
※② 前脚の関節の下に見えるのがアシグロツユムシの耳(鼓膜)。
ウラナミシジミ
決して珍しいシジミチョウではないが、めったにその存在に気づかれないウラナミシジミ。
飛んでいる姿を見ただけでは、まず “誰なのか” わからない (_;
ウラナミシジミは葉の上などに止まって、初めて気づかれる忍者のようなシジミチョウだ。



羽根の裏の白と茶のさざ波模様は、派手さはないがとてもキレイです。

ウラギンシジミ
とんでもないスピードでジグザグに飛び回るのはウラナミシジミ。翅の裏の白さがやけに目立つ (@_@)
ウラギン(裏銀)の名前通り、翅の裏は “白” と言うより “銀色” ぽく見える 😮

下の画像はオス。翅の表は濃いめの茶色にオレンジ色の紋。
画像のオスには白っぽい筋のように色が抜けている。今ごろの時期、ひどく色がはがれたり、翅自体がボロボロになったウラギンシジミを頻繁に見かけるようになる。

メスの翅は濃いめの茶色に淡い水色っぽい紋(あるいはほぼ白っぽいものも)と、オスと比べると地味。

ゴイシシジミ
ゴイシシジミの翅の裏の模様は白地に黒の斑点。ゴイシシジミの名前はこの模様が囲碁で使う碁石に似ていることに由来しているそうだが、ワタシは名前を “ゴイシジミ” と、よく間違える(どうしても “シ” をひとつ抜かしてしまうのです)(>_<)ヽ
チョウの成虫の多くは花の蜜を吸うが、ゴイシシジミの成虫はアリのようにアブラムシがお尻から出す汁を “食する” 変わりダネ 🧐
スゴいのは幼虫。ゴイシシジミの幼虫は “葉っぱではなく” アブラムシを “食べる” のだ 😱
肉食の幼虫はほかにもいろいろいるけれど、ゴイシシジミの “食生活” はある意味ホラーだ (°°)

オオウロコチャタテ
朽ちた切り株に生えたキノコを見ていたとき、チョロチョロと歩いていた “オオウロコチャタテ” を捕獲。
あとで撮影しようとスクリュー管に入れて持ち歩き、明るい場所で白い紙の上にオオウロコチャタテを置いたが動かない。風で脚や触角が動くように見えるが、動き出す気配はない (;O;)
「アレ、死んでしまった!?」


撮影をあきらめかけたとき、オオウロコチャタテは突然動き出し、白い紙の下へ入り込んだ 💦
「普通に逃げ出した!!」

この日の教訓。
オオウロコチャタテは “死んだマネがリアルに上手い” 😲

ヤマガラ
10月の半ば『冬鳥が結構そろったよ』とM氏から聞いたが、そのとき耳にした何種類かの冬鳥にはサッパリ出会わない。
さて、数日前に歩いた森では木に残っているエゴの実はほとんどなかったが、この動画を撮影した森のエゴの実は、まだまだ豊富。さほど離れていない森でも、”食糧事情” はずいぶん違うものだ。
今日もヤマガラがエゴの実をつつく音が森に響き渡ります。

アオジ
今シーズンは10月始めからアオジの姿を見ていたが、暗い茂みにいることが多いためなかなか撮れない。
チャンス到来 👍️ 枝に止まったアオジは見逃せない (^_^)b




