2025/06/27 野の虫

#ルリタテハ(終齢幼虫) #チャドクガ(5齢幼虫) #ツマグロヒョウモン #ジョウカイボン(羽化不全) #キスジコガネ

ルリタテハ(終齢幼虫)

朝からルリタテハの幼虫を探したがみつけられず、昼近くに撤収中の脇道でついに”ハデな毬栗(いがぐり)姿”発見(^.^)vvv

ルリタテハは青い帯が印象的な美しいチョウですが、終齢幼虫はサボテンのような淡い黄色のトゲを全身にまとい、その付け根はだいだい色。おまけにトゲの先端がうっすら黒くなっていて、いかにも毒があるような姿をしているが・・・じつは無毒🎇

同じように、タテハチョウの幼虫もトゲを持っているが、やはりこちらも毒はない。

とは知っていても、これだけハデハデのトゲに、あえて触れてみる冒険心は臆病なワタシはまったくない😥

チャドクガ(5齢幼虫)

イモムシ、ケムシ嫌いの方には申し訳ないが、次はチャドクガの幼虫。
葉に密集している姿は”ケムシ”とは気づかない超ミニサイズだが、チャドクガの幼虫は全身”毒針毛”と呼ばれる微細な毛でおおわれている。

毒針毛は刺さるというより、その毛が皮膚に付着すると強いかゆみを伴う皮膚炎を起こす(そうです)(゚o゚;
毛が皮膚に着くだけで皮膚炎なんて「ヤ~な感じ‼️」

なお、チャドクガの毒針毛は、風でも飛散するので、ますます始末が悪い🥵!!

ツマグロヒョウモン

ツマグロヒョウモンは艶やかなチョウですが、紫外線バリバリの強い日差しの中オスのツマグロヒョウモンに会った。

近づいてみると翅の傷みが目につく。
このツマグロヒョウモンはいつ生まれ(羽化)たのだろう(-.-)y-゚゚

ところで、ワタシはまだお目にかかったことはないが、ツマグロヒョウモンの幼虫は黒をベースに真っ赤な筋が入った、かなり毒々しい姿をしているらしい !?

ド派手なケバい色彩の全身トゲだらけの毒ケムシのような幼虫が、見とれるほどキレイな成虫に変身するなんて、自然はスゴい🦋

ジョウカイボン(羽化不全)

一見して羽化不全と思われるジョウカイボンが風に揺れる草にしがみつくように止まっていた。

前翅と後翅がほぼ縮んでいる。脚などには異常はないようだ。ただ、動作はかなり遅い。
よくここまで育ったと思う・・・。

羽化不全の原因は様々な要素があるのでなんとも言えないが、翅が使えない状態だと、飛ぶことは出来ずアリに群がられたり、天敵の餌食になってしまう確率は高い。

森を一回りしての帰り道、このジョウカイボンは同じ場所に留まっていました。

キスジコガネ

ほぼ陽当たりのない雑木林の茂みで小柄な姿を見つけたときはコガネムシとは思ったが、キスジコガネだということは、帰宅後に調べて知った。

キスジコガネは近づいてみればみるほどその『毛深さ』が気になった。
大きいとさほど毛深さなど気にもならないのだが、小さいのに毛深いとナゼか気になる😁

普通なら、そんなことよりトナカイの角のような触角に目がいくのだろうが・・・。

でも、葉の上を移動するキスジコガネはその小ささを忘れてしまうような貫禄があります。

最初気づいたとき複数のキスジコガネがいたが、散るように葉の裏などに隠れてしまった。
モデルになってくれたキスジコガネは、今になって”ハッ”としたように急ぎ脚で姿を消しました(^_^)v

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