#チャバネアオカメムシ #ミヤマセセリ #ガビチョウ #コサメビタキ
カメムシの季節
葉の間から顔を出しているチャバネアオカメムシ。

指でつついたら茎に移動、しばらく様子をうかがうようにジッとしていたが、しばらくしてからソロソロと歩き始めた。

カメムシの多くは集団で越冬するが、ワタシは冬場から春先にかけて落ち葉や倒木をめくったりして、起こしてしまうのがイヤで、出会いはいつも自然にまかせている。
寝ているところを起こされるのは、自分ならイヤだ (^^)#

5月に入り暑いもあるが、この森の朝夕はまだ冷え込む日が多く、チャバネアオカメムシの歩みは、まだ寝ぼけ眼だ。いよいよカメムシの季節到来 !!

下の画像は昨年7月初め、ウツギの葉に産みつけられた卵から孵化しているチャバネアオカメムシ。
カメムシは成虫よりも幼虫の姿の方が魅力的なものが多いが、チャバネアオカメムシもそのタイプ。生まれたての1齢幼虫には申し訳ないが、金属的に輝く終齢幼虫にいつか会ってみたい o(^-^)o


次は同じく昨年8月中旬に撮影した5齢幼虫。すでに成虫のようにきれいな黄緑色と地紋が見られる。
なお、先の1齢幼虫から約48日で5齢幼虫になるとは思えないので ” 成長の差 ” は環境が異なる別の森での個体を撮影しているためと思われる <(T_T)>


チラリと写り込んでいるのはクチナガハリバエ (^_-)
その日は曇り空
チョウに限らず、ワタシは飛び回っているものを撮るのが一番苦手。
前回ミヤマセセリに会ったときは、ほとんど休まず跳ねるように飛び回っていたため、証拠写真を残すのが精いっぱいだった。
ところが今回は、あっさり枯れ葉の上で休むミヤマセセリを撮れた。
前回と今回の違いは何か?それは空模様。晴れか曇り空かの違いにあるのではと、あとから思った。
まぁ、普通に考えればわかったことなのだろうが、撮り終えてから気がつくとは、いかにもワタシらしい (>_<)ゞ




ヤカマシイ物まね名人
ガビチョウは物まねがうまい。トリ撮りを始めたころ、ガビチョウにはよく騙された (^.^;
朗々と聞き慣れた野鳥の声が聞こえてくるので「ほぅ!」と感心していると、それはガビチョウの鳴きマネだったことが多かった。
それにしても、ガビチョウの ” 地声?” はウルサいほどにヤカマシイ。

この時期、ほかの野鳥と同じようにガビチョウの動きが活発だ。下草の中を群れで飛ぶように歩き回る。その眼は真剣そのものだ (◎-◎;)

恋の季節
ことしもコサメビタキが飛び回る季節になった。繁殖期は少し先かと思ったが「チルチル」と、鳴き声はすでに繁殖期 (^_^)?
